下位打線は、レギュラーの中でも比較的打撃において確率の低い選手が位置していることが多く、打率と出塁率に関しても上位打線より低い成績のバッターが多くみられます。
そのため、この成績の低い下位打線を上手く成績の高い上位打線に繋ぐ打線を組むことが、理想的な下位打線と言えるでしょう。
下位打線を組むバッターにはミートを中心としたバッティングと右打ち、そしてバントを指導することで、進塁打や送りバントなどでチャンスを作り不用意にアウトカウントを増やさず、上位打線に繋げることが第一です。
ときには、7番・8番バッターに一発を秘めた長打力のあるバッターをおくのも、相手から見たら嫌でしょうね。
でも、基本的には上位打線より劣るわけですから、しぶとく粘れるバッターが理想的です。
相手ピッチャーから見ても、上位打線で神経を使った後下位打線は球数を少なく収めたいものです。
そんな場面でしぶとく粘られると球数が増えてしまうだけでなく、精神的に大きなダメージになるでしょう。
特に相手エースを攻略する際には、油断が生まれやすい下位打線を相手とした際にじっくりと責められると、ピッチャーはペースを崩しやすくなります。
仮に出塁できなくても、下位打線の活躍によっては上位打線を迎えてもペースを元に戻すことが出来ず、得点チャンスが巡ってくる可能性も期待できます。
下位打線はあまり重要視されていないことが多いと思いますが、相手ピッチャーの実力が高ければ高いほど、下位打線の役割は大きなものになります。
簡単にアウトカウントを与えてしまうのではなく、可能な限り多くの球数を稼ぎ、時間をかけてじっくりと責めていくことが大切です。