• ~考える野球~

3塁への盗塁は、ランナーが3塁に進塁するという大変重要な場面になるので、攻撃側にしても守備側にしてもランナー2塁の時と比べ、緊張感が増し展開も大きく違ってきます。

守備側の対策

守備側からしてみれば、3塁にランナーがいるということでエラー一つできない状況で、エラー=1点になってしまいます。

中でもバッテリーにとって、ワイルドピッチやパスボールは絶対に避けなければなりませんし、低めの変化球が投げづらくなります。

もしも、ワンバウンドになったら後に逸らしてしまう可能性が高くなるので、ストレート中心の配球になるでしょう。

そして、ノーアウト1アウトの場面で1点を争っている場合には、ヒットになる確率も高い前進守備を敷かなければなりません。

外野の守備体系も犠牲フライに備えてやや浅めにシフトを敷くのがセオリーです。

攻撃側の視点

攻撃側からみれば、ランナー3塁で1点を取る絶好のチャンスです。

アウトカウントによっては、スクイズも考えられますし、打っていくにもストレートの甘い球に絞って待つことができます。

また、3塁への盗塁に成功すれば大きな得点のチャンスになりますが、2塁への盗塁よりも失敗するリスクが高くなります。

それは1塁でのリードより2塁でのリードの方が少し広めに取れるものの、キャッチャーの送球を考えた場合、2塁への送球距離は38.795mに対して3塁への送球距離は塁間である27.43mとなり、3塁への送球の方が11.365mも短いため、キャッチャーからの送球時間も短くなりリスクも大きく、よほど足に自信がない限り3塁への盗塁は難しくなります。

そのため欲張って広目にリードを取ると、守備側もそれに対してけん制をしてきたり、不意を突いてピックオフプレーを仕掛けてくることがあるので注意が必要です。

盗塁しやすいケース

そんな中で、3塁への盗塁がしやすい場合があります。

ランナーの足が速いことは欠かせませんが、左ピッチャーで右バッターの時です。

これはスクイズの時と同じ条件ですが、ピッチャーが左ピッチャーですと2塁ランナーは背中越しで見ずらい位置になりますし、キャッチャーはバッターが右バッターの場合、2塁ランナーが見ずらくなると共に3塁へ送球するのにも邪魔になるからです。

それからもう一つ、3塁手の位置です。

守っている位置が3塁ベースから遠い位置にいると、3塁に入るのが遅れる場合があるので、3塁手の位置も確認しましょう。

 

このように2塁盗塁にも条件がありますが、3塁盗塁にも様々な条件がありそれらを比較してみると、3塁への盗塁の方がリスクが高いということになるように思います。

しかし、その高いリスクを負っても3塁への盗塁は魅力があります。


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