3番バッターは打線の中でも長打力を持つクリンナップの一角で、1・2番で作ったチャンスを得点に繋げる役割を担っています。
スコアリングポジションにいるランナーを効率良くホームに帰すことと、甘い球は長打を狙い自分もスコアリングポジションに行き、4番に繋げることも大事な仕事です。
クリンナップということで、1・2番とは違いピッチャーの組み立ても厳しくなってくる中で、結果を出すのが3番バッターの役目です。
長打力がありフォアボールを取りながら高い出塁率で、さらにチャンスを広げ4番バッターに繋げていく大きな役割を持っています。
理想的な3番バッターは4・5番よりも足が早く、ライナー性の打球が多く打てることでしょう。
後のバッターよりも足が早いことにより、後続が長打を打った際により多く進塁することができ、単打の連続での進塁渋滞を防ぐことができます。
進塁渋滞となると長打力のあるバッターを並べていても効率良く得点することができなくなってしまいます。
もちろん3番バッターだけでなく、他のバッターにも言えることなのですが、打線のつながり上3番バッターが原因で進塁渋滞を引き起こしてしまうと、その影響は下位打線まで引きずってしまうことがあるため、クリンナップの中で特に足を考慮しなければならない打順とも言えるでしょう。
イナー性の打球が打てることはホームランではなくヒットの確率が高くなり、後続の長打力を大いに生かせる点で重要なポイントにも考えられます。
ランナーを進める上ではゴロで野手の間を抜けていく打球が最も理想的なものではありますが、打者自身の出塁も考慮するとライナー性の打球は最も期待値の高いものとも言えます。
特にアウトカウントが進んだ状況で後続の4・5番バッターをチャンスで迎えられるようにするために、3番バッターがライナー性の打球でチャンスメイクをすることも求められます。
そのため、3番バッターにはミート力が高くライナー性の打球を打てるバッターが理想です。
3番バッターはクリンナップとしてランナーを帰すだけでなく、後続の強打者へとチャンスを繋ぐ、あるいは作る働きが求められます。
そのため、総合力の高いバッターをこの打順におくことをお勧めします。